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2014年07月30日

またつぶやき

ちょろちょろ出していきます。

苔の生い茂ったししおどしのように。

おじいちゃんのオシッコのように。

たいが

そろそろ『南ベトナム』という呼称をやめて、ちゃんと『ベトナム(ベトナム共和国)』と呼ぶようにしようかな。これは1951年から1975年まで続いた日本政府の公式呼称だし。
韓国を南朝鮮とは言わないのと同じ理屈で、国交のある友好国に対し、「南」などと勝手に付けるのは本来失礼な事なんだよね。


僕がこのブログで"ARVN"という略称を使わないのにはいくつか理由がありまして、一つは『英語で言う意味が無い』から。
もう一つは、当時米軍が作成した資料の多くで、ベトナム共和国軍の略称として使われているのは"RVNAF (Republic of Vietnam Armed Forces)"もしくは"RVNMF (Republic of Vietnam Military Forces)"であり、"ARVN (Army of Republic of Vietnam)"は呼んで字のごとく『陸軍』のみを指す場合が多いから。(陸軍=国軍みたいな国なので、全軍を含めた意味になることもありますが)
幸いにもベトナム語はローマ字なので、"QLVNCH (Quân Lực Việt Nam Cộng Hòa)"でも覚えやすいと思いますよ。これを漢字表記するとそのまま"軍力越南共和"ですから。


『ベオガム』はベトナム語の"Beo gấm"を外国人がローマ字読みしちゃったたもので、本当はベトナム語だと『ベオギュン』と発音するっぽい。意味はただの『豹』でなく、特に『ウンピョウ』を指すとの事。
また、外国人から『タイガーストライプ』と呼ばれているベトナム海兵隊迷彩も、本来の呼称は『Da cọp(ジャーキョプ)』。意味はそのまんま『虎皮』。
これからは、『ベオギュン』、『ジャーキョプ』迷彩と呼ぼっと。


今年はベトナム共和国と中国が戦った『西沙諸島の戦い』から40年なのでブログに記事を書こうかと思ったけど、ちょうど40年目にまた同じ場所で紛争が始まってしまい、ベトナム国内で一般の中国人が殺されるなんて事態にまでなってるので自粛。
米国の共和国アソシエーションもすっごい反中で盛り上がっちゃってて、今年の6月19日『国軍の日』にアソシエーションが行ったパレードも、半分は反中デモだった。 
ちなみにベトナム共産党は当時、西沙・南沙諸島の領有は主張しておらず、命がけでベトナムの領土を守ろうとしたのはサイゴン政府ですよ。
その後ベトナム戦争が終わって、ベトナム共産党は中国の支援が用済みになったので、「やっぱあの島はうちの物」と言い出したという経緯があります。


他人の間違いを指摘しようなどとは思わない。
なぜならこれは私の為にやってるだけであり、ただ私自身が真実に近付けさえすればいいから。
たとえ私以外の人間がみんな間違っていても、別に知ったこっちゃ無い。
ただ、これを独り占めする気もないので、こうしてブログやってる訳です。


学校で習う日本史には琉球やアイヌ史が一切出てこない(少なくとも埼玉県の学校では)。実は僕らが生きてる現代の日本にも、外国に征服された国の末路が見え隠れしている。
もっと言えば、平安以前の蝦夷(えみし)征服は、人種的には大和人と同じだけど朝廷に属さない別の国家・民族との戦いだった。日本列島内における対外戦争。いかついな。
そしてほとんどの蝦夷の民は大和に下り、大和人と同化したけど、ごく少数は昭和前期まで山間部で、戸籍を持たず日本政府の管理外で暮らしていたらしい。
て言うか、古代の都市国家間の戦争で勝ち残ったのが現代に続く大和朝廷な訳で、現代の我々から見れば日本列島内の戦いだけど、当時はずっと外国との生存競争だったんだよな。


『Danbooru』っていうアメリカのイラストまとめ(転載)サイトに僕の作品も載せられてた。
転載元は明記されてるし、概ね好評なようなので別に良いけど、他人が描いたエロ絵まで間違って僕の作品として載せるのはやめてよw 


子供の時に、「バカって言うやつがバカだ」って教わったけど、本当だな。
少なくとも、バカと出会い、ムカつき、戦ってる時点で、その人自身の居る"層"もそこって事なんだよね。
層が違う人間とはそもそも関る事が無いし。


子猫とFANK(クメール国軍)の兵隊さん。
兵士と動物のほっこり画像と思って保存してあったけど、よく見ると右手に持ってるのは鉈っぽくね・・・? あいやー

またつぶやき



今さらながら妖精帝國にハマっております。




先日DVD借りて『Go Tell The Spartans (邦題:戦場)』見ました。
僕は米国製ナム戦映画には辛口ですが、この映画は気に入りました。


映画の中では語られませんが、ベトナム軍と共に行動する私服の傭兵たちは、恐らくヌン族ですね。
ヌン族は中華系であることから他の少数民族ほどベトナム人から迫害されておらず、代々傭兵を生業とし歴代のベトナム人国家に兵士として仕えてきました。もちろん仏領時代もフランス軍に多数のヌン族将兵が所属していました。
彼らはもともとはベトナム北部に多く住んでいましたが、ジュネーヴ協定後にベトミンが少数民族を弾圧した事で故郷を追われ、難民として多くのヌン族が南に移住します。
そして彼らは共産主義者と戦うためベトナム軍の指揮下に入り、ヌン族のみで構成された第3野戦師団(Sư đoàn dã chiến 3)まで編成されたほど、他のCIDGとは一線を画す民族です。
中には中国で生まれ、中国軍将校として日本軍と戦い、その後ベトミン軍に移りフランスと戦い、最終的にベトナム軍の特殊部隊(マイクフォース)を指揮したヌン族LLDB将校も居ます。
映画の中で通訳をし、彼らを率いているカウボーイハットの軍曹も、おそらくLLDB所属のヌン族兵なんだと思います。そういう想像が無数に膨らむ映画でした。
※この映画はMAAGアドバイザーの話なので、彼ら傭兵はただ画面に写ってるだけでぜんぜん話に絡んできません。もったいない。



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