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2016年02月25日

台南 鹽水蜂炮

本当は日曜に帰国する予定だったのですが、結局体調が回復せず旅行どころではなくなったため、急遽別の航空券を買って昨日日本に帰ってきました。
台南で激痛にのたうち回りERに運ばれた時は、マジでこのまま死ぬんじゃないかと思いました。
去年タイで1ヶ月過ごした時は平気だったのに、まさか台湾でここまでやられるとは。ついてないな・・・。

でも今回台湾に行った主な目的は、毎年台南市で開催される『鹽水蜂炮』というお祭だったのですが、それには半分くらいは参加できました。
台南では、縁あって準備の段階から現地の有志?青年会?に混ぜてもらい、膨大な数のロケット花火を発射台に手作業で設置していきました。
二日間で計10時間くらいはこの作業してたと思う。観光客のやる事じゃねぇよな(笑)
でも、お陰で文衡聖帝(※)に捧げる奉納者一覧に、僕の名前も加えて頂けました。

台南 鹽水蜂炮 台南 鹽水蜂炮
※文衡聖帝は別名 関聖帝君。三国志の関羽の事。関羽は中国人の神様であり、このお祭の主神でもある。


そして鹽水蜂炮1日目に参加。

台南 鹽水蜂炮

いや~、凄まじかった。最前列の勇者達は、ドリフのコントみたいに服ボロボロの黒焦げになってたし。
僕は発射台から6・7m離れてたけど、それでも無数のロケットが襲ってきて訳分からない状態だった。


そして2日目。発射開始の前に、台湾のみんなに連れられて関羽を祭った武廟にお参り。

台南 鹽水蜂炮台南 鹽水蜂炮

しかし、お参りを終えて帰ろうとしたところ、丁度その場で今夜の発射が始まってしまった。
ヘルメットを持っていない僕らはマジで危険なので、全員ダッシュでお寺の中に逃げ込む。
ロケットは寺の中にもガンガン打ち込まれ、また不発弾みたいなのが空からぼとぼと落ちてきて足元で爆発する。
僕らは身を寄せ合って壁に隠れ、頭を抱えてこの嵐が過ぎるまで耐えるしかなかった。

お寺での発射が終わっても、危険は終わらない。
人ごみがすごくてなかなか進めないでいると、今度は別の場所で「撃つぞ~!」と始まる。
ヤバイ!ヤバイ!と全員必死で走って逃げた。後ろから爆発音が迫ってくる。
決して後ろは振り向かない。だって目とかに当たったら本当に大怪我するもん。ああ、怖かった・・・。
例えるならこんな状態 https://youtu.be/xuQZJHfWf9U?t=45s

幸い怪我は無かったけど、この全力ダッシュのせいで治りかけていた痛みがぶり返してきました。
そして次第に耐え難い激痛に襲われ、そのままタクシーで病院に搬送。その日お祭に戻る事は出来ませんでした。無念




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Posted by 森泉大河 at 17:26│Comments(0)旅行・海外【台湾】
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