2021年04月04日
訃報にふれて
僕をベトナム共和国軍軍装やラーメン二郎趣味に引き入れた張本人であり、ミリタリー趣味の世界で一番お世話になっていた先輩が、先日急に逝ってしまわれました。
最後にお会いしたは、今年2月の元旦節(テト)。
いつものように二人でベトナム寺をお参りしました。
今年はコロナが有るので人混みを避けようと思い、テト当日ではなく、その前日(大晦日)に参拝してきました。
そして近所の二郎系ラーメンを食べて、ファミレスで駄弁って、解散。
いつも通りの休日でした。
最後に二人で食べた『ボディブロー』
本人も、元々持病はあったものの亡くなる直前まで重大な不調は感じておらず、一人で旅行に行った先で急死されたそうです。
僕としては、もう二度と会えなくなったのはとても残念ですが、一方で彼はこの先持病の方で苦しむだろうと予想していたので、むしろぽっくり逝けた事自体には安堵しました。
本人としては不本意でしょうが、どの道、死に方なんてそうそう選べるものではないですし。
しかし訃報を知った時点ですでにお葬式は終えており、対面でのお別れはしていないので、まだ亡くなったという実感はありません。
今、過去の写真を見直して、これまで一緒に遊んできた十数年間を思い返しているところです。
最初にあの人と出会ったのは2003年頃。
当時高校生だった僕は、米陸軍LRRPのコスプレをすべくベトナム戦争期の軍装を集め始めたばかりでした。
そこで当時、関東のナム戦イベントでベトナム共和国軍勢のまとめ役だった彼から、「米軍特殊部隊装備があれば南べできるよ!」と誘われ、2004年に埼玉で開催された『NAMっぽいのが好き』にLLĐB(特殊部隊)役で参加したのが、僕のベトナム共和国軍デビューでした。
それから17年経っても僕が共和国軍に熱中しているとは、誘った本人も思わなかったでしょうね。
僕も、一回り以上年上の人と、こんなに長く友人として付き合う事になるとは思っていませんでした。
ベトナム趣味だけでなく、最初は付き合いのつもりで一緒に食べに行っていた二郎系ラーメンも、いつの間にか本当に僕の趣味になってしまいましたし。
考えてみれば、よくもまあ、僕みたいな性格のねじ曲がった人間を見捨てずにいてくれたものです。
そこは今思うと、本当に感謝しなくてはと思います。
思い出はたくさんありますが、ブログはこの辺で。
やさぐれさんも居るんだから、あの世でベトナム村作って待っててください。俺もいずれそっちに行きますんで。
Posted by 森泉大河 at 00:34│Comments(0)
│リエナクト・コスプレ
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