2022年09月01日
植物の話
※2022年9月4日更新
僕は毎週MEGA BIGを買っているので、いつ12億円が当たっても良いよう、すでに使い道を決めてあります。
まず一番の目標は、廃業したゴルフ場を買い取って、自分専用のリエナクト会場を作る事。
場所は千葉の木更津あたりが良いです。
そこに南国風の植物を植えて、恒久的な陣地も作って、千葉ベトナム村を開設。
月一ペースで撮影会やリエナクトイベントを開催します。
またいずれはそこに家を建てて移り住み、僕の好きなベトナム(風)田園風景を眺めながら余生を過ごすのです。
その夢の第一歩として、ベトナムっぽい風景とは何ぞや、とベトナムに行く度に観察してきました。
ベトナムと一口に言っても地域によって気候や植生は異なりますが、僕が何度も行っているベトナム南西部(かつての第4戦術区/軍管区)は特に、いかにも熱帯らしい植物が多く生えているので、そのイメージで行こうと思います。
I. ヤシの木
まず、熱帯の植物といえば真っ先に思い浮かぶのがヤシの木。
ヤシと呼ばれる植物は世界中に分布しており、その種類・見た目も多岐に及びますが、ベトナム南西部で見られるのは、主に以下の4種類でした。

皆さんお馴染みココナッツの木で、メコンデルタ周辺で一番多く生えているヤシの木です。
庭先で栽培したり農道の街路樹にされている例も多いけど、それ以上に雑草並みに至る所に自生しています。
ココヤシだけで広大な森が形成されているくらい。
僕にとってベトナムの風景と言えばこの木です。
②オウギヤシ(Cây thốt nốt)

ココヤシほどではないにしろ、場所によっては多く生えているヤシの木。
オウギヤシの果実は糖分を多く含んでおり、砂糖や酒の原料になるそうです。
③ミズヤシ(Cây dừa nước)

水辺に生えている、幹を持たない茎のみのヤシ。
茎・葉の形はココヤシに似ています。
これも川や貯水池の周りに無数に生えています。
④ビンロウヤシ (Cây cau)

幹の上の方だけ緑に色付いているのが特徴のヤシの木。
これはよく、会社やホテル、民家の軒先に観賞用に植えてありますが、自生しているものは見たことがありません。
この中で僕にとって印象的なのはココヤシとオウギヤシですが、この二つは葉の付き方がまったく異なります。

ココヤシの葉が生えている部分の長さは3~5mと、日本の植物では考えられないくらい巨大になります。
II. バナナ(Chuối)

ヤシの木と並んでベトナム南部で多く見かける植物がバナナの木です。
作物として畑で栽培されているのはもちろん、その辺の空き地にも無数に生えています。
III. 代用植物
さて問題は、これら南国の植物が日本(本州)では冬が寒すぎて育たない事。
それなら日本で生育可能な品種で、かつ見た目が似たもので代用すれば良いと思い、調べてみました。
ココヤシの代用
・ココスヤシ(ヤタイヤシ):ココヤシと比べるとかなり小柄。また茎・葉の形は似ているけど、ココヤシは葉が下に垂れ下がる一方、ココスヤシは重力に逆らって上向きに生えるのが違いです。ココヤシの代用とまでは言えないかも。
オウギヤシの代用
・ワシントンヤシ:成長すると背も高くなることから、かなりオウギヤシの見た目に似ていると思います。
・ワシントンヤシモドキ(オニジュロ):これも見た目はオウギヤシによく似ています。
バナナの代用
・バショウ:これは見た目がバナナそっくりで、なおかつ元々日本に自生している植物なので、手入れ不要の便利な植物です。
上記以外の広葉樹や雑草に関しては、僕の目には日本の植物と大差ないように見えました。
もちろん冬に紅葉したり落葉したりはしないのですが、緑色の葉が茂っていれば、よほど植物に詳しい人でない限り違和感無いと思います。
ただし針葉樹はダメです。ベトナムでも街路樹として針葉樹が植樹されているのを見ることがありますが、杉や松といった日本の針葉樹とは全く似ていません。
なお、ダラットなどの高原地帯には杉や松に似た針葉樹が自生しているようですが、そうなると今度は上記のヤシ等の熱帯植物と一緒に生えているのがおかしくなります。
という訳で、僕のお庭には、周りに広葉樹の森、欲を言えば田んぼも隣接する土地が理想的です。
ちなみに当初はゴルフ場じゃなくて耕作放棄地が良いと思っていたのですが、調べてみると、一度「農地」とされた土地の売買は農業を保護する観点から厳しく規制されており、例えそれが長く放置されている土地であっても、農家や農業法人しか買う事ができないそうです。だから売り買いできず放置されてる土地が日本中にあふれてるそうで。
もったいない。日本政府は、僕が12億当てるまでに法律を変えておいてくださいネ!
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