2015年11月04日
北米之旅二日目(その二) サンノゼ
※2024年4月13日更新
サンフランシスコ観光を終えて、15時過ぎにホステル前で落ち合う約束をしていたレ・ホアン少尉と合流。車で一緒にサンノゼに向かう。
サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジを通る
実は今回のアメリカ行きに先立ち、NKTおじさんことファム・ホア少尉がNKTの戦友たちに声をかけ、北カリフォルニアで僕のお世話をして頂ける事になっていました。
レ・ホアン少尉はサンフランシスコ在住で、しかも奥様が日本語を話せるとの事で当初は一緒にサンフランシスコを案内して頂く予定でした。
残念ながら仕事の休み取れなかったので観光案内はなくなりましたが、それでもこの日は仕事場を抜けて、僕をサンノゼまで車で送り届けてくれたのです。ありがとうございます!
▲戦時中のレ・ホアン少尉(写真右側 1973年ケサン ラオス領内に出撃する際の写真)
元NKT作戦部第11グループ"STRATA(短期監視・目標捕捉)"所属
そして高速を2時間くらい走り、これからサンノゼで3日間お世話になるグエン・バン・フェップ少尉のお宅に到着。
グエン・バン・フェップ少尉(左)と、レ・ホアン少尉(右)
フェップ少尉は元NKT本部P3(作戦参謀室)所属で、ベトナム国家武備学校(VBQG)卒業生でもあります。
ホアン少尉は仕事があってすぐにサンフランシスコに戻らねばならなかったので、残念ながらここでお別れ。
ホアン少尉が帰った後、フェップ少尉宅に続々とNKTの戦友が集まりホームパーティーが開催されました。
左より トゥン・カーベイ氏(元NKT連絡部"雷虎")、フェップ氏の奥様、チュン氏の奥様、チュン氏(元NKT作戦部"黒龍"第75作戦グループ)、ヒュー氏(元NKT連絡部"雷虎")
食事のあと、フェップ少尉が「今日は車でちょっと行った場所でもパーティーやってるよ」と言うので、そちらにもお邪魔させて頂きました。
北カリフォルニアCCS連絡会(元NKT連絡部"雷虎"CCS/第3強襲戦闘団ベテラン)のホームパーティー。
分かり易く言うと、元MACV-SOG CCSの方々です。(※正確には米軍SOGはNKT付きのアドバイザー機関であり、各C&C部隊はNKTコマンド雷虎=SCUで構成されていた)
普通は一般のアメリカ人すら立ち入れない内輪のパーティーに僕のような外国人が来てしまいどういう反応されるか心配でしたが、ホア少尉が事前に僕の活動を紹介するブログを立ち上げてくれていて、それをフェップ少尉がタブレットで皆さんに見せてくれたので、意外にもすんなり受け入れて頂けました。
そこにたまたま元NKT沿岸警備部(※NKTの海上潜入作戦部門。SOG-37 / 米海軍SEALの作戦指揮下)の副指令(大佐)が居られたので、ご挨拶させて頂きました。
あとは、デロデロに酔っ払った元特殊部隊のじっちゃんに肩を組まれて、ずっと絡まれてました。僕に何かを熱く語ってくれたけど、呂律の回らないベトナム語まじりの英語なので何言ってるかさっぱり分かりませんでした。
おじいちゃん最後には仲間に両肩を抱えられて、迎えに来た家族の車に押し込まれてました。飲みすぎだよー
その後も(シラフの人間が少ないので)パーティー会場となったお宅の家族の方と一緒にテーブルの片付けとかを手伝ってたけど、帰り際に挨拶するまで、その方々はずっと僕のことを『日本から来た在日ベトナム人』だと思ってたみたいです(笑)
そして夜、フェップ邸に帰宅。
翌日のコンサートで身に付けるプレスカードを受領しました。
正式にプレス扱いされるなんて全然聞いてなかったので、ちょっと舞い上がりました。ちゃんとスーツ持ってきて良かった・・・。
この日は朝から船乗ったりベテランの皆さんと飯食ったり、いろんな体験をした一日でした。
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