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2018年03月24日

49年前のペーパークラフトPBR

 先日、あるコレクターさんがフェイスブックに、1969年にベトナムで出版された子供向けのペーパークラフトの画像を投稿されました。戦時下なので、共産軍の投降を促すと同時に国内の結束をアピールする心理作戦"チューホイ計画(Chiêu Hồi)"の一環として作成されたもののようです。おそらく娯楽の乏しい農村地帯にこのチラシを飛行機からばら撒き、子供がそれを拾って遊ぶことで、子供たちにベトナム共和国政府への帰属意識を植え付ける事を意図していたと思われます。


僕はこれを見た瞬間、「こりゃ作らなきゃ!」と思ったので、さっそく画像をフォトショップで補正して、厚紙に印刷しました。
持ち主によるとオリジナルのリーフレットの寸法は12in×18inらしいので、それに合わせて実寸大で出力しました。


あとは童心に帰ってハサミでチョキチョキ、糊でペタペタするだけ。
そして完成したのがこちら!

船体の文字は"Đây là Trạm Chiêu Hồi (こちらチューホイ事務局)"。
子供向けなのでかなりいい加減なペーパークラフトですが、船首の2連装重機関銃や、後部重機関銃の防盾、ドーム型の通信アンテナなどPBRの特徴は押さえていますね。

こちらがモデルになったベトナム海軍のMkII PBR(米国製)


今回使ったデータはこちらで公開しています。そのままA4サイズで印刷してお使いください。



【おまけ】

実家の荷物から、懐かしい物が出てきました。たしか中3の最後の方で、美術の時間に卒業して離れ離れになる友達へのメッセージカードを作った際のものだと思います。なお、文の内容は恥ずかしくて見せられません。


当時どんなガキんちょだったかがうかがい知れますね。他にも美術の時間に、紙粘土や木工で「卑猥な物体」を本気でリアルに作って、それを教室の壁に設置していた記憶があります。
あと夏休みの宿題でロシアのSu-37戦闘機を描いてきたり、靖国神社の桜の前で軍刀持った日本陸軍士官の絵を描いてきて、しかもそれなりの画力で本気で描いてあっただけに、先生は対応に苦慮しておられました。
当時の絵はどこに行っちゃったのかな~?捨ててないはずなんだけど。
  


Posted by 森泉大河 at 17:54Comments(0)1954-1975自作グッズCTCT/政治戦

2015年03月13日

ダラット政治戦大学の軍装

ダラット政治戦大学(Trường Đại học Chiến tranh Chính trị)は政治戦総局(TCCTCT)が所管する政治戦士官(SQ/CTCT)教育機関で、ダラット国家軍事アカデミー(VBQG)と並ぶ、ベトナム共和国軍のエリート養成施設でした。※過去記事政治戦総局/TCCTCT』参照
しかし、設立は1966年と比較的遅く、卒業者数も少ない(6期のみ)ため、当時の写真はネット上でも意外と少ないのです。そのため、僕にとってはベトナム軍の士官学校の中で最も謎の多い学校でした。
それが先日、フェイスブックで知り合ったベトナム共和国軍人のご子息が、この政治戦大学の制服に関する当時の資料を公開されていたので、非常に勉強になりました。とても貴重な資料ですので、僕のブログでも紹介してみようと思います。

大礼服
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2015年01月13日

おすすめベトナム映画

僕のところには時々、「南ベ装備やるのにお勧めの映画ってありますか?」というご質問を頂くことがあります。

あります。あるんですよ。超お勧めのが。

Chiếc bóng bên đường (道端の影) / 1973年
出演: Kim Cương, Kiều Chinh, Thành Được, bà Bảy Nam, Vũ Thành An
監督 : Nguyễn Văn Tường 


<ストーリー>
ある日、少年が外で遊んでいたところベトナム地方軍(DPQ)駐屯地の地雷原に足を踏み入れて身動きが出来なくなってしまった。
少年の姉マイが見守る中、部隊指揮官のトゥアン中尉は自ら地雷原に入り少年を救出。後日、駐屯地近くの洋裁店に勤めるマイはお礼を言う為駐屯地を訪問し、DPQ兵士達と親睦を深める。
マイは弟を助けてくれたトゥアン中尉に惹かれていったが、トゥアンと同部隊のロアン中尉は以前からマイを好きだったためトゥアンをライバル視し、恋の三角関係に発展する。
(中略)
ようやく結ばれたトゥアンとマイだったが、戦争は無情にも二人の中を切り裂き、トゥアンは戦死する。
トゥアンを失ったマイと弟たちは悲しみにくれるが、トゥアンが教えてくれた勇気と慈しみの精神はいつまでも消えることは無い・・・
(中国語とフランス語字幕しかないので台詞がぜんぜん分からないんですが(笑)、映像と中国語字幕の漢字、あとキャプションから何となく分かったストーリーはこんな感じ)
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2014年05月12日

心理戦部隊

毎度お馴染み『CriticalPast』さんのYoutubeチャンネルから。
いや~、本当にここは良い映像が出てきますね。もちろん南ベトナム以外の映像も沢山ある、というかメインはアメリカ軍なので、アメリカ軍を研究されている方にも絶対にお勧めなチャンネルです。
(CriticalPastは古い記録フィルムをメディアなどに販売している会社なので、これらの動画は商品の試し見なのですが、それでも十分マニア的には美味しい映像が盛り沢山です。)

さて、今回は南ベトナム軍の心理戦(CTTL)部隊です。
心理戦などの政治戦(CTCT)部隊を統括する総参謀部付きの部局、政治戦総局(TCCTCT)の概要については過去記事『政治戦総局/TCCTCT』を参照。


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Posted by 森泉大河 at 21:08Comments(1)1954-1975CTCT/政治戦

2013年09月27日

政治戦総局/TCCTCT

あれは僕が二十歳くらいの頃。
ある日、ブラックホールだかビクトリーショーに一人で行ったら、あるディーラーで南ベトナム陸軍の肩章が売っていました。
肩章は二種類あり、一つは一般的な略式(スリーブ型)肩章に金属製階級章(少尉)。
もう一つは、それとほぼ同じ肩章の上に、謎の金属製徽章が付いた物でした。
どっちを買おうか迷いましたが、両方同じ値段だったので徽章付きの方がお得だろうと思って、後者を選びました。
しかし、その後もこの徽章の正体が分からない状態がずっと続いてました。

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Posted by 森泉大河 at 15:50Comments(2)1954-1975コレクションCTCT/政治戦