2020年02月11日
CSDC白虎中隊
※2023年3月25日更新
「鉄は熱いうちに打て」という事で、やる気があるうちに一気に作業すべく、久しぶりの祝日休みを利用して今日も一着片付けました。
今回の設定は、ベトナム国家警察第222野戦警察団です。
ベースの服はEAではなく、最近サイゴンで生産されたベトナム製リプロです。よく出来ています。
プロデューサー曰く、ボタンは戦中の実物を使っているそうです。最初それを聞いた時は「嘘くせ―」と思いましたが、うちにある戦後製の同型ボタンと見比べてみると、確かに色味が実物にそっくりです。まだ実物だと断定はできませんが、少なくとも見た目は最高にリアルです。
それに、いつもの自家製プリントパッチを縫い付けました。
※徽章類を付けなおしました。『第222野戦警察団』参照
ちなみにこのプロデューサーは服だけでなく、ちゃんと八角帽まで作ってくれました。さっすが~♪


なお、このブログを定期的に読まれている方ならお気づきでしょうが、第222野戦警察団の服はこれで2着目です。
1着目は、過去何度も改造過程を記事にしてきた服です。
こちらは十数年前に発売された日本製レプリカがベースです。メーカー名は忘れましたが、巷で言われている豊〇公司製ではありません。豊〇氏本人に確認したら、「確かに資料として実物の迷彩服を貸したけど、作ったのは俺じゃない」との事でした。
こちらの服の迷彩は、上のベトナム製のレプリカとは全く別物に見えますが、これはこれでちゃんと実在する迷彩パターンです。現在一口に『クラウド・パターン』と呼ばれているベトナム国家警察迷彩は、実際には多種多様なパターン、色使いが存在しています。
共通しているのは、米海兵隊のリバーシブル迷彩(通称ミッチェル)の茶色側(通称クラウド)をベースにしており、「全体的に茶色っぽい」というだけで、比べてみると全く別物の迷彩が入り混じって使用されていました。

これはうちにある実物の警察フィールドジャケットです。上で挙げた日本製のレプリカは、色使いは薄黄緑色が使われたこのパターンに似ていますが、パターンそのものはまた別になります。
このように、ベトナム警察迷彩:通称クラウドは、タイガーストライプ並みに様々なパターン・バリエーションが存在しているのですが、僕は迷彩そのもののマニアではないため、その分類や年代についてはよく分かりません。また迷彩マニアの間でも、ファンが少ないため、あまり研究は進んでいないようです。
ちなみに、新しい服を買ったのになぜまた今回も同じ白虎中隊という設定にしているかと言いますと、
第222野戦警察団は野戦警察で唯一管轄地域を持たず、要請に応じて全国に出動する警察の即応部隊なので、イベントの設定がどこであれ着ていて不自然になりにくいから(過去記事『野戦警察』参照)
という理由でございます。
本当はもっといろんなパッチを付けて遊びたいんですが、野戦警察の組織・パッチには未解明な部分が多くて、まだ手を出せないでいます。
おまけ
チャイマット野戦警察訓練センターにおける戦闘訓練の映像
[1970年テュインドゥック省ダラット]
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