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2020年12月20日

ĐLCHのリーフ迷彩服リプロ

ベトナムのĐồ lính Cộng Hòa (以下ĐLCH)というグループが、ぱっと見良さげなベトナム軍国産リーフ迷彩服のレプリカを発売したので、試しに上下1セットを10月末ごろに注文してみました。
しかしその後、1ヶ月も音沙汰がないので「いつ送るの?」とメッセージしたら、「ゴメン、送るの忘れてた!」だって。おいおい。
でも、その後1週間しないうちにちゃんと届いたので、半年も送ってこないEAよりはマシ。


感想としては、全体的にはここ最近立て続けにベトナム国内で発売された国産リーフ迷彩レプリカの中では一番出来が良いものだと思います。
欲を言えば、茶色と黒の部分がもっと濃い色だったら文句なしでした。
裁断は、普通の迷彩服型(2ポケット・肩当・エポレットつき)と思いきや・・・


なぜか背中側には、4ポケット型が備えるウエスト調整ストラップも付いています。
このストラップとボタンは、2ポケット型としては不適切なので取ってしまった方が良いです。

でも僕は前々から4ポケット型のリーフ迷彩服も欲しかったので、せっかくストラップも最初から付いている事だし、この服は肩当とかエポレットを取り外して4ポケット型に改造しちゃう事にしました。
またやる気が出たら、徽章を付ける前に、色を少し暗めに染めたいと思います。

4ポケット型上衣および下衣(カーゴポケットつき・ベイカーポケットなし)
1973年頃にベトナム共和国軍共通の作戦服用裁断として制式化され、一般部隊(カーキ単色)・エリート部隊(迷彩服)ともに使われた、ベトナム戦争末期を代表する裁断です。

4ポケット型リーフ迷彩服を着用する陸軍空挺師団第5空挺大隊の将校たち。終戦の20日前、1975年4月10日撮影



おまけ

今実家を建て替えているので、引っ越しの為荷物を整理しています。
この際、要らない物は可能な限り捨てようと思っているので、子供の頃から取っておいたプラモデルや模型もほとんど捨てるか、売ってしまうつもりです。
でも、もう要らないとは言え、自分で作ったプラモデルにはそれなりに思い出があるので、捨てる前に写真だけ撮っておきました。

こちらは小学生の時に作ったBB戦士。



武者頑星刃(ガンセイバー)をベースに、他のガンプラの部品を色々くっつけてカスタムしました。

当時、バンダイだかコミックボンボンだかの企画で、子供たちが作ったガンプラを多方向から撮影して疑似3D化し、画面上で対戦させるという、現実版ガンダムビルドファイターズみたいなイベントがあったんです。
それが地元のジャスコの屋上で開催されたので、僕はこのガンプラを持ち込んで参加しました。
出場できたのはとても嬉しかったのですが、「撮影した画像をコンピュータが分析して自動的にステータスを算出する」ことで強さが決まるシステムだったので、子供ながらに、「どういう根拠でこのステータス決められてるんだよ」と納得いかなかった記憶があります。
今考えると、AIはもちろんインターネットすら一般には普及していなかった時代ですから、「コンピュータが分析」なんて子供騙しもいいところだよね(笑)
また地元のおもちゃ屋のガンプラコンテストにも出品し、しばらくシューケースに飾ってありました。賞はもらえませんでしたが、店に飾っておるというだけで嬉しいものです。

そんな思いでに浸ったところで、ゴミ箱にポイ。
いいんです。モノは所詮モノに過ぎません。
真に価値あるものは、あの時得た感動や興奮などの経験でしょうから。
  


2020年04月17日

TikTokはじめました

憎きウィルスのせいで、世はまさに非常事態。
趣味の面でも、4月に予定していたレ・ミン・ダオ少将追悼・スンロクの戦い45周年セレモニー&撮影会の中止がほぼ確実となり、さらには1年前から楽しみにしていた6月のMVGまでもが中止決定。
時局を鑑みれば遊びがどうこう言ってる場合ではないのですが、とは言え人間何かしら楽しみが無いと気が滅入る一方なのもまた事実。
なので僕は今、おうちで一人で出来る簡単TikTok動画を作ってます。

とりあえず第1弾


1950年代初頭のフランス植民地軍ベトナム人部隊のパレード風


【今回やってみて気付いた事】

・引きで撮ると顔が小さく写るから、同一人物であっても、思ったより違和感ない。
・動きのある動画の方が、顔が分かりにくくていい。
・体の輪郭より外にあるものは自動的にカットされるため、銃はライフルよりも、サブマシンガンを脇に抱えたほうがいい。

この調子で、いずれはガチの儀仗隊を編成したいです。
もう礼装はある程度揃っているのですが、なかなか着る機会がなかったので、ちょうど良いです。


世の女子達も、こうやって試行錯誤してるんですね。
  


Posted by 森泉大河 at 00:59Comments(0)その他

2020年04月01日

グェン・バン・コズロウスキーの物語

 『ストッシュ』の愛称で知られるベトナム共和国陸軍将校グェン・バン・コズロウスキー(Nguyễn Văn Kozlowski)大尉は、第一次インドシナ戦争のさなか、ベトナムに派兵されたフランス外人部隊のポーランド人兵士と、現地のベトナム人女性との間に生まれた。
 ベトナムで生まれ育ったユーラシアン(ヨーロッパ・アジア混血)であるコズロウスキーは、成長するとベトナム共和国陸軍に入隊し、その恵まれた体躯を活かして第5レンジャー群第32レンジャー大隊所属の下士官となっていた。ベトナム軍人でありながら白人のような外見を持ち、兵士としても優秀であったコズロウスキーは米軍MACVのアドバイサー達からも一目置かれる存在であった。
 またコズロウスキーには、ジギー・ジャブロンスキー(Ziggy Jablonski)というポーランド系アメリカ人の従兄弟が居り、偶然にもジギーはアメリカ海兵隊兵長としてダナンに派遣されていた。従兄弟同士でありながら遠く離れた地で生まれ育った二人は、ベトナム戦争によって初めてベトナムの地で対面する事となった。


幻のソンタイ・レイダース

 1968年、米軍MACV-SOGは、北ベトナムの首都ハノイ郊外に位置するソンタイ捕虜収容所に収監されている米軍人を救出すべく、ベトナム共和国軍NKTのコマンド部隊を突入させる捕虜救出作戦を立案した。この作戦は、当時まだ実戦で行われた事の無かった落下傘降下の新技術HALO(高高度降下低高度開傘)によってベトナム軍長距離偵察チーム捕虜収容所付近に降下、襲撃を行うもので、未だかつてない危険な任務であった。
 時を同じく、レンジャー部隊から特殊部隊に進み、ドンバティン特殊部隊訓練センター(ニャチャン)を首席で卒業したコズロウスキー中士(軍曹)はSOGアドバイザー達に高く評価され、救出部隊に先行して単身でソンタイ収容所付近にHALO降下し、本隊を降下地点に誘導するパスファインダー(降下誘導員)に抜擢された。
 ところが作戦決行前夜、コズロウスキーは従兄弟のジギーと二人で、武運を祈ってポーランド式に酒を飲み明かした結果、二日酔いの状態で任務に当たる事となってしまった。そして、いざコズロウスキーを乗せた輸送機がソンタイ上空33,000フィート(約1万メートル)に達し、彼が機体からジャンプした瞬間、彼は緊張と体調不良からパニックに陥ってしまった。コズロウスキーがこれまで経験してきた通常のスタティックラインジャンプでは、ジャンプした瞬間にパラシュートが開き、両肩のハーネスに強いショックを感じるが、今回のHALOではそれが無い。コズロウスキーの身体は、パラシュートが開いていない事に本能的に恐怖を感じ、機体から飛び出してすぐに、つい自らメインシュートの開放ハンドルを引いてしまった。そして開いたパラシュートは輸送機の機体に引っかかり、コズロウスキーは高度1万メートルで宙吊り状態になってしまった。しかし輸送機はそれに気付かず、予定道りビエンホア空軍基地に帰投する進路を取った。
 この時点でコズロウスキーは、今からでは例えメインシュートを切り離して予備パラシュートを使ったとしても、予定していたソンタイ収容所の傍のDZ(降下地点)に降りる事は不可能であり、自分のミスのせいで作戦が失敗に終わった事を悟った。しかし彼の意識は次第に低温と低酸素状態、そして二日酔いで朦朧とし、彼はしばらくの間、眼下に広がる雄大な自然の美しさを楽しむ事にした。そして、半ばやけくそになったコズロウスキーは、輸送機が向かっているビエンホアには自分の妹が住んでいるので、ビエンホアに近付いたら絡まったパラシュートを切り離し、予備パラシュートで妹の家に降りてやろうと考えるようになった。
 そして数時間後、輸送機はソンタイから1,000km以上南にあるビエンホアに到達し、コズロウスキーは実際にメインシュートを切り離し、予備パラシュートで無事地上に降り立った。しかしその場所は妹の家から数マイル離れた見知らぬ場所であった。最終的にコズロウスキーは、ホーゴックタウに駐屯するヌン族マイクフォースによって発見、保護された。コズロウスキーは現地のマイクフォース司令官に、自分はハノイ上空1万メートルから1,000km以上飛行機にぶら下がって帰ってきたと話したが、そのような馬鹿げた冒険談を信じる者は居らず、彼は精神異常を疑われた上、サイゴンの病院へヘリで救急搬送された。
 入院したコズロウスキーは、自分が作戦を台無しにしてしまった事を恥じ、また保安上の理由からも、自分がどのような経緯で熱帯のベトナムで低体温症になり救急搬送されたかを医師に話す事は無かった。またベトナム・アメリカ両軍の関係者もこの作戦の存在について口を閉ざしたことから、歴史に記録されるソンタイ捕虜収容所救出作戦や、史上初の実戦でのHALO降下作戦は、このコズロウスキーが参加した作戦の数年後に初めて行われた事になっている。



メリー・ポピンズ小隊(MPP)

 入院中、コズロウスキーはベトナム軍総参謀部第2室(情報・保安部)による事情聴取を受け、事の次第を正直に報告した。しかし今回は、世界で未だ前例の無いHALOジャンプにおける失敗であり、また強襲チームの降下が中止となった事で人的被害も無かった事から、コズロウスキー個人の責任が追及される事は無かった。
 一方米軍SOGは、米軍ですら実戦経験の無いHALO作戦を、机上の計画だけでベトナム軍単独で行わせた今回の作戦は無謀であったと率直に反省し、新たにベトナム・アメリカ軍合同のHALO潜入作戦チームの設立に着手した。
 そしてベトナム軍側のHALO第一人者としてこの部隊に選抜されたのが、ソンタイに降下し損ねたコズロウスキー中士であった。事実コズロウスキーは本番ではミスを犯したものの、準備段階ではSOGの指導による入念なHALO訓練を積んでおり、実力は十分に備わっていた。前代未聞の大失敗かつ大冒険を演じたコズロウスキーには、SOG隊員たちから親しみを込めて『ストッシュ(Stosh:ポーランド語で俗に「マヌケ」の代名詞として使われる人名)』という渾名が付けられた。また1,000kmもの距離を宙吊りで帰って来た彼の冗談のような武勇伝をミュージカル映画メリー・ポピンズの登場人物に例え、この越米合同HALO部隊は『メリー・ポピンズ小隊(Mary Poppins Platoon)』と名付けられた。

 こうして発足したメリー・ポピンズ小隊その後の数年間で、幾度もの越境潜入作戦に投入されていく。
 創設から間もない1968年末には、アメリカ軍の指揮下にある唯一の実戦的なHAKO部隊であったメリー・ポピンズ小隊は、ベトナムから遠く離れた北朝鮮での作戦に投入された。これは同年1月の「プエブロ号事件」において、日本海上で北朝鮮海軍に拿捕された米海軍情報収集艦プエブロ乗組員救出を目的とする作戦であった。メリー・ポピンズ小隊を乗せた輸送機は韓国の米空軍基地を飛び立ち、日本海上を経由して、捕虜収容所が位置する北朝鮮の江原道ウォンサン上空に到達した。そしてメリー・ポピンズ小隊は予定通り、ウォンサン港付近にHALO降下した。しかし部隊が北朝鮮領内に潜入して間もなく、米国政府が朝鮮戦争再発とソ連の介入を危惧して北朝鮮側に譲歩した事で、捕虜たちは穏便に返還される事が決定した。こうして収容所強襲作戦は中止となり、メリー・ポピンズ小隊は敵に気付かれる事なく北朝鮮から離脱した。
 また別の作戦では、ラオスのジャール平原における共産軍との戦いで窮地に陥ったラオス王国軍/右派モン族指導者ヴァン・パオ将軍を支援するため、リー・ポピンズ小隊は、ビルマの山岳地帯に緊急派遣された。この地には第2次大戦中に日本軍が建設した砲兵陣地と榴弾砲1個中隊が残置されており、火砲はビルマ共産党軍の支配下で稼働状態にあった。リー・ポピンズ小隊はこの砲兵陣地を強襲・占領し、ビルマ共産党から奪った旧日本軍の榴弾砲を使い、ラオスに向けて支援砲撃を行った。

 コズロウスキーはメリー・ポピンズ小隊の中心人物として、SOGと共にこうした特殊作戦の全てに関わり、最終的に陸軍大尉に昇進した。HALO作戦の黎明期においてコズロウスキーの果たした役割は大きく、リー・ポピンズ小隊によって研究・開発されたHALO技術の多くは、現在のアメリカ軍特殊部隊に受け継がれている。
 またこうした特殊作戦に従事したアメリカ、ベトナム軍の特殊部隊員たち向けに、リー・ポピンズ小隊では現地ベトナム製の非公式な戦闘降下資格証が制定された。その図案はベトナム陸軍の空挺部隊徽章をベースとしながら、かつてコズロウスキーの父が所属したポーランド軍空挺部隊、そしてコズロウスキー大尉のシンボルメリー・ポピンズ」の傘がデザインされたものであった。

▲[左]ベトナム陸軍空挺部隊徽章、[中]メリー・ポピンズ小隊戦闘降下資格証、[右]ポーランド軍第28落下傘大隊部隊章










というのは真っ赤なウソです。
グェン・バン・コズロウスキーなんて人物も、メリー・ポピンズ小隊という部隊も実在しません。でも、ワクワクするお話だったでしょ?
出典として挙げた記事は、米国のミリタリーインシグニアコレクターグループが発行している季刊誌『Chute & Dagger』に掲載されたものです。
実は僕も最初にこの記事を読んだ時は実話だと思って、ものすごく興奮したのですが、なんかよく読むと話がおかしいので、ちょっと調べたらブログ『JULESWINGS』さんで、これはジョークネタだよと、ネタバレが書いてありました。

この記事は『Vietnam War Veterans Trivia Newsletter』という架空の雑誌に、ハリー・フラッシュマン准将(BG Harry Flashman)なる人物への取材を基に掲載された物、という体で紹介されています。
ちなみにハリー・フラッシュマン准将とは、19世紀のイギリス軍人の姿を描いたジョージ・マクドナルド・フレイザーの長編小説『The Flashman Papers』シリーズの主人公であり、これまた架空の人物です。
また記事原文では、コズロウスキーはソンタイ上空でジャンプした後、単に風に流されビエンホアまでたどり着いたり、またハノイに降下するはずが、また突風に見舞われ偶然北朝鮮まで流されて現地で米軍捕虜を救出したりと、かなり荒唐無稽な内容なので、ちゃんと読めばこれがジョークネタだという事はすぐ分かるようになっています。
でも、これをそのまま僕のブログに日本語で書いてもエイプリルフールネタとして弱いので、今回はちょっとリアリティを持たせて、ストーリー的にも面白くなるよう、細部は僕が肉付けしました。

なお、今回『メリー・ポピンズ小隊戦闘降下資格証』として掲載されているこの徽章ですが、その名称や設定は架空であるものの、この徽章自体はベトナム戦争中から実在しています。しかしその正体はコレクターや研究者の間でも長年謎のままであり、そのためにこのメリー・ポピンズ小隊、そしてコズロウスキーの物語が創作されたようです。

以上、当ブログ初のエイプリルフール記事でした。不確実な情報が容易く拡散するこのご時世、もしかしたら記事を最後まで読まないせっかちな人がこれを実話として拡散しちゃうかもしれないけど、まぁそれはそれで面白いので、そうなる様子を見てみたい気もします(笑)
  


Posted by 森泉大河 at 02:06Comments(0)その他

2017年02月12日

テレビ、映画、ベトナム語

【いつも見てるテレビ番組】

月: YOUは何しに日本へ?、世界まる見え!テレビ特捜部、月曜から夜ふかし

火: 開運!なんでも鑑定団、ガイアの夜明け

水: 和風総本家

木: カンブリア宮殿、超入門!落語 THE MOVIE

金: 全力!脱力タイムズ、モーガン・フリーマン 時空を超えて、タモリ倶楽部

土: さんまのお笑い向上委員会

日: ザ!鉄腕!DASH!!、世界の果てまでイッテQ!、サイエンスZERO

月~木: 午後のロードショー

月~金: 華政(ファジョン)

いろいろ: ER緊急救命室、警察24時系、世界の衝撃映像系

休止中: タイムスクープハンター

見れない時は録画して土日で一気に見るようにしているのに、うちの親父はハードディスクの容量を気にして、僕がまだ見てない回を次々消してしまう。『NEW!』マークの番組は消しちゃダメだって言ってるのにぃ!!!なぜ2・3年前の午後のロードショーを消さずに、録ったばかりの新しいのから消していく!?


【吹き替え大好き】

 昔、mixiやってた頃に映画好きコミュニティという所に入ってみたけど、なんか話題は所謂マイナーな、かつ芸術的な(僕にとっては退屈な)映画の話ばかりだったから、僕は「はじめまして。僕はハリウッド映画が大好きです。洋画は必ず吹き替えで見ます。午後のロードショー毎日録画して見てます。一番好きな映画はターミネーター2です。よろしくお願いします」と書きました。すると、普段会話に参加していなかった人たちがこぞってイイネ!してくれました。なんだ、本当はみんなこういうの好きなのね(笑)
 なぜか『映画好き』の間では、洋画の吹き替えは軽んじられてるみたいですが、僕は可能な限り吹き替えが良いですねぇ。だって字幕って画面に載せられる文字数の関係で台詞がメチャメチャ省略されてるんですもん。字幕では言葉の細かなニュアンスは書ききれないし、なまじ英語が聞き取れると、俳優の言ってる台詞と字幕の内容が違うのが分かってしまい残念な気分になります。とは言え、字幕なしで全編台詞を理解できるほどの英語力はないので、そうなると最初から声優に日本語吹き替えしてもらうのが僕にとって一番映画を楽しめる手段なんです。
 しかし吹き替えにも弱点はありまして、好きな映画をテレビ放送で録画して何度も見ていると、その声や台詞が頭に焼き付いてしまい、レンタル版や市販ソフト版では違う声優や翻訳になってるため違和感を感じて仕方なかったのです。これは全国の洋画吹き替えファンにとって長年悩みの種でありました。僕の場合、小学校に上がる前から親父がVHSに録画したターミネーター(テレビ朝日版)と、ターミネーター2(フジテレビ版)をテープが千切れるまで繰り返し見ていたので、もうその声でないと見れなくなってしまいました。なので大人になってからも、DVDを買おうと思えばいつでも手に入りましたが、納得のいく吹き替えが収録されたものがなかなか発売されなかったので、大好きな映画であるにも関わらず、ずっと手元に無い状態が続いていました。
 それがここ数年で、各テレビ吹き替え番が一気にDVD/BD化されてきて、我々吹き替えファンを長年の苦しみから解放してくれました。特に20世紀フォックスの『吹替の帝王』シリーズは、まさに吹替ファンのために作られたシリーズであり、もう予告動画を見てるだけで感動します。本当にフォックスさんには感謝の念に堪えません。


ただ一つ問題があるとすれば、それはうちのブルーレイレコーダーが壊れてしまったこと。とりあえず以前使っていたDVDレコーダーを繋ぎ直してテレビの録画とDVD鑑賞はできる状態だけど、せっかく買ったブルーレイが見れない状態が続いている。なんで壊れるんだよ・・・



【ベトナム語学習】


 今までベトナム人とは全部英語でやり取りしてきたけど、これだけ付き合いが増えたんだから、いい加減僕もベトナム語を身に着けようと先日ついに重い腰を上げました。英語は中学校で習った(高校ではほとんど授業寝てた)けど、ベトナム語はまったく下地の無い状態からスタートしなければならないため、英語学習には1円もお金を使わなかった僕が、今回ばかりはベトナム語のテキストを購入しました。
 このテキストはほんの入門用ですが、まずはこれを完全に頭に入れる事を目標としています。僕は毎日片道1時間の電車通勤をしているので、1日2時間、週10時間以上は電車の中で勉強する時間を確保できます。またこれまで英語の練習のためにFacebookは全て英語で書いてきましたが、これからは英語に加えてベトナム語でも同じ内容を書くことにしました。英語の時も、こうやって例文集を見ながら自分の言いたい事を作文するのは大いに役に立ったので、これからはベトナム語を学ぶために同じ方法を行っていきます。それにつたないベトナム語であっても、とにかく書いておけば、友人たちが「そこはこう書くべき」と教えてくれるのが何ともありがたいです。
 またベトナム語を学び始めるにあたり、友人たちに注意されたのが、「英語をベースにベトナム語を考えない事」でした。ベトナム語の語順は割と英語に似た部分もあるので、英語が分かる身としては、つい先に英語の文を思い浮かべて、それぞれの語に対応するベトナム語に入れ替えたくなるのですが、それだと何となく意味は伝わったとしても、いつまで経ってもまともなベトナム語は身に付かないとの事です。あとGoogle翻訳も文章が滅茶苦茶になるから使うなとよく言われます。たしかに教科書を見てるうちに、単に単語を入れ替えただけでは全然ベトナム語の言い方にならないし、英語には無いルール(自分や相手の性別・年齢によって人称が変わる、物の種類によって変わる類別詞があるなど)が沢山ある事が分かってきました。
 だから今は毎回、ちゃんと教科書を見て、ベトナム語のルールを頭に叩き込みながら作文をしています。そして昨日、このベトナム語作文を始めて1ヶ月にして、初めてベトナム人たちから「完璧!」と褒めてもらえる文を書く事が出来ました。嬉しかったのでここにも載せちゃいますface02

Tôi vẽ Bức tranh lính Mỹ, VNCH, VC trong Sổ tay Lịch sử Thế giới khi tôi 15 tuổi.
(僕は15歳の時、世界史のノートにアメリカ、ベトナム共和国、ベトコンの兵士の絵を描いていました。)

↑ちなみにこれは、中学の社会科の授業で、ノートに自主学習した内容を書くと点数がもらえるという事で、世界の兵隊シリーズを描いて提出していたものです。こんな感じで全20回くらい描きましたが、紹介している国がモルドバとかギリシャとかトルコとか、今見るとかなり不思議なチョイスでした。内容は今見るとかなり間違ってます。M653なんて無ぇよ・・・

 こんな感じで、読み書きはこの方法でなんとか身に付きそうな気がします。問題は発音ですね。こればかりは時間がかかります。友人は、外国人がベトナム語の発音をマスターするには20年かかるよと言っていました。あっそ、でも大丈夫。とりあえず意図が通じるくらいのレベルにもっていければ良いから。それは決して不可能ではないはず。
 てな訳で、先の教科書についてきたCDに収録されているベトナム語の発音集をスマホにコピーして、通勤中に毎日聴こう。毎日やってればそれなりに分かってくるべ。
 人が何かをする時、それができない理由を探せば恐らく無数に見つける事が出来ます。しかしそんなものいくつあっても何の役にも立ちません。本当に必要なのは、「したい」という動機ただ一つなのです。
  


2016年06月20日

知の楽しみ

今回はいつもと趣を変えて、読書について。
数年前から、『哲学的な何か、あと科学とか』さんのコラムを読んだのをきっかけに、哲学や科学、数学関連の本とか番組をちらほら見るようになりました。今回は、僕が素人なりに見てきた中で、特に面白かったものをご紹介します。

哲学的な何か、あと科学とか
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二見書房 (2011-04-28)
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最初に挙げた『哲学的な何か、あと科学とか』のコラムの書籍化。僕のようなど素人にも分かりやすい言葉、面白い例え話でエンターテイメントとして楽しめるように書かれているので、読んでいて飽きません。まず"哲学"という言葉への苦手意識を払拭するのに良い本だと思います。


自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)
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竹田 青嗣
筑摩書房
売り上げランキング: 56,320
古代から現代までの哲学史の基本を追うと共に、タイトルにあるように哲学を"自分を知る(=自分そして他者と付き合う)"ためのツールと捉えて解説する本です。世間とはかけ離れたイメージを持たれがちな"哲学"ですが、筆者は哲学とはあくまで社会の中で生きる人間の人生を豊かにするものであって欲しいというポジティブな思いが溢れていて、さわやかな気持ちで読めました。


フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
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サイモン シン
新潮社
売り上げランキング: 1,399
超有名な数学上の大問題『フェルマーの最終定理』に翻弄された数学者たちの人生と、イギリス生まれの少年ワイルズがこの問題と出会い数学者の道に進み、ついに数学史上最大の難問を解くまでの壮大な物語を綴った本です。一応簡単な数学の説明はあるけど、フェルマーの最終定理そのものの解き方は超一流の数学者でも理解するのに数年かかる超難解なものなので、人間模様重視の本です。数学者殺しとして悪名高いフェルマーの問題に打ち込んでいることを誰にも明かさず、7年間もの間屋根裏部屋で一人研究に明け暮れたワイルズの孤独な戦いと、ついに訪れた栄光の瞬間に涙が出てしまいました。こういう人に憧れます。


宇宙創成〈上〉 (新潮文庫)
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サイモン シン
新潮社
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上記の『フェルマーの最終定理』が非常に面白かったので、同じくサイモン・シン著の宇宙創成も読んでみました。この本はビッグバン宇宙論の解説と言うか、古代から現代にいたるまで人類が宇宙をどう解釈し、ビッグバンモデルを受け入れるまでに至ったかという、宇宙論の観点から科学史を追っていくお話しです。今では滑稽に見える天動説も、当時の科学水準においてはむしろ地動説よりも科学的な解釈だったという目から鱗な逸話もあり、科学とは根拠さえ揃えば常にパラダイムシフトを起こしうる生き物のようなものだと感じました。


リーマン予想

こちらはまだ未解決のリーマン予想のお話。掘れば掘るほど意味深さを醸し出す『素数』の謎に挑む数学者たちの物語です。素数、それは人を狂わす悪魔の数字か、神が作りし宇宙の設計図か・・・?


おまけ
どんなに言葉を尽くしても説明不能な、他人に伝える事も、他人のそれを知ることもできない不可触な情報、それが人間一人一人の脳に生じる/感じる『クオリア(質感)』。もし電脳が実現して脳内の情報が電子的に出入力出来るようになったら?
「あなたたちはその意味をもっと真剣に考えるべきだった」という人形使いの言は、科学技術によって人間の定義そのものが揺らいでしまう可能性を指摘しています。

そういえば、攻殻の世界だと割りと貧乏な人も普通に電脳化してるけど、脳外科手術するんだからかなりのお金が必要なはず。どうしてあんなに普及しているんだろうと考えたんですが、多分ああいう普及型の電脳には企業の広告が付いてるんですよきっと。人間の脳から直接ビッグデータを取得して、企業広告を五感に直接出力するんです。もう寝ても覚めての脳内は広告だらけ。サブリミナルどころじゃないですね。
で、広告が嫌な人は『プレミアム電脳』へのアップグレードが可能で、課金すると広告無しで様々な機能が使えるようになるんです。もちろんプレミアム化するまで、プレミアム化しませんか?という広告が常に出まくりです。
あー、やだやだ。Adblockインストールしなきゃ。
  


Posted by 森泉大河 at 23:41Comments(0)その他漫画・アニメ