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2017年04月20日

コットの修理


ベトベトマニアで使った際に泥だらけになった被服や装備品を、天気の良い日を見計らって何日かに分けて庭で水洗いしました。
ベトナムが舞台なんだから、雨や泥はお友達。それに会場の地面はベトナムの大地に似た赤みがかった粘土質の土なので、多少泥汚れが残ったって、それはそれでリアルに見えるので、大体落ちればいいやという感じでやってます。

コットの修理
M1952Aアーマーがすごい色になってる。これは土のせいではなく、もともと使われているナイロン繊維が水にぬれると赤っぽくなるせいで、乾けば元の色に戻ります。

コットの修理
ついでに、去年の秋のベトベトで使ったまま洗っていなかったキャンバスブーツも洗おうとしたんですが、キャンバスの繊維に入り込んだ粘土はタワシで擦ったくらいでは落ちてくれないので、試しに桶に水を張って衣類用洗剤をブチ込んで、汚れが取れやすくなるまで放置中です。

コットの修理
キャンバスフォールディングコット、通称GIコットも畳む時に泥が結構付いたのでタワシでゴシゴシします。でも濡らすとどこに泥が付いているのか見え辛くて、乾いたらけっこう泥が残ったままでした。もう面倒くさいのでこれ以上やりません。
さて、せっかくコットを広げたので、1年近く先送りにしてきたコットの修理をやってしまいます。

コットの修理
補修箇所はお約束のサイドのバーを取り付ける"ビーチク"。それもコット2台分、計4カ所。
マニュアル上、この部品はダウエルプラグ(Dowel plug)という名前らしいですが、アメリカでも"Nipple"と呼ばれているそうです。
この灰色乳首は壊れるのが前提の消耗品らしく、米軍内でも補修されながら使われているので、まだ単品で手に入ります。
NSN(National Stock NumberまたはNATO Stock Number)7105-00-935-0433だそうです。

コットの修理
なお補修用プラグは2種類ありまして、こちらで販売されている補修キットは、製造時に装着されたものと同一形状のプラグになります。
見ての通りプラグと共にリベットとスクリューがセットになっており、補修の際はプラグを留めているリベットをドリルで外し、新たなリベットを打ち直す必要があります。

コットの修理
一方、僕が手に入れたのはプラグ単体で使われるもので、リベットを打ち直す必要が無いよう、スリットが入っています。つまり、本体の四角パイプには圧入するだけで、リベットでは固定されません。
このやり方はリベット打ち直しが無いので楽かと思いきや、とんでもない落とし穴が待っています。それは、そもそも破損した方のプラグはリベットで固定されたままだという事です。
プラグを交換するためにはまず破損した部品を取り外さなくてはなりませんが、そっちはセンターの穴にがっつりリベットが通してあるので、リベットを外さない限り簡単には外れません。

コットの修理
替えのリベットが無いので、やむを得ずリベットはそのままに、破損したプラグをマイナスドライバーとプライヤーでバキバキに破壊して取り出していきます。この作業がまぁ大変な事。
プラグの材質であるプラスチックにも、メーカーだか劣化具合だかで違いがあり、硬くてパキパキ割れてくれるタイプはまだやり易いですが、中には弾性があって割れにくいタイプもあり、そちらはマイナスドライバーをノミ替わりに少しずつプラスチックを削ぎ落としていくしかありませんでした。
バーナーであぶってプラスチックを柔らかくすればもうちょっと作業が捗ると思いますが、手元にバーナーが無かったので、マイナスドライバーとハンマーのみで気合で進めました。
しかしラスト1個のプラグがやたら弾性の強い材質で苦戦していたところ、僕の作業を見ていた向かいの町工場のおじちゃんが、バーナーあるけど使うか?と声をかけてくれました。
ありがたくお借りしてリベット周辺に熱を加えたところ、プライヤーで引っ張っただけでフニャ~と変形していき、2・3回熱して引っ張っただけで残骸を取り出す事が出来ました。ありがとう、おじちゃん!

コットの修理
トータル1時間くらいかかって、ようやく破損したプラグ4カ所を外す事が出来ました。
最初からバーナーがあったら半分の時間で出来たかもしれません。
もっと言えば、リベット打ち直しをすれば10分で終わる作業でした。
ああ腰痛い。

コットの修理
最後に新品のプラグを取り付け。
破損プラグを外す際にドライバーでグリグリやったせいで、アルミ製の四角パイプが変形しており、そのままではきちんと圧入できないので、パイプ側面をハンマーで叩いて形状を補正し、プラグをゴムハンマーで押し込んでいきます。
これでようやく修理完了。4カ所は大変だったけど、むしろ1カ所壊れる度にこの作業を繰り返すのが嫌だったので、複数個所壊れるまで待っていたのだから、一応計画通りです。



おまけ

先月ダイエット宣言をしてしまったので、今月から週2回、近所のスイミングスクールに通いはじめました。
僕は6歳から18歳までこのスイミングスクールに通っていたので、12年ぶりに古巣に帰った事になります。
当時教わっていたコーチも2名はまだ残っていたので、久しぶりの再会を喜んでくれましたが、コーチは見た目が当時と全く変化なくてびっくりしました。一方、更衣室の鏡に写った僕のBODYはだいぶ変わっていましたね・・・。
いざ12年ぶりに泳いでみると、クロールが辛い。腕が上がらない。まいったな。
煙草のせいで息が上がりやすいのは承知していたけど、筋力もだいぶ落ちています。
なのでまずは、泳ぎながら筋肉をつけて代謝を上げ、脂肪を燃やしやすい身体を作っていこうと思います。

コットの修理
中学の卒アルに載ってた水泳部時代の僕。
選手として真面目にやってたのはスイミングスクールの方だけで、学校の水泳部はほぼ毎日遊びでした。
練習がある時でも、地球防衛企業ダイガードとか、無限のリヴァイアスを見なくてはならないので家に帰ってましたし。
もっと昔、小学生の時にスイミングスクールの進級試験に出たためにVS騎士ラムネ&40炎の最終話が見れなかった僕は、その事を本気で悔い、その後高校生くらいまで生活の中心をアニメ鑑賞に据えていったのでした。





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