2022年09月19日
クメール陸軍ヘルメットカバー
前日のクメール撮影会で盛り上がったパッションに促され、さっそくクメール軍装の自作を開始しました。
今回作ったのは1960~1970年代を通じてクメール陸軍で広く使われたパラシュート生地ヘルメットカバーです。

これまで僕は単に米軍パラシュート生地をカバー代わりに被せてきただけでしたが、当時の写真を見ていると、どうもバンド付きのちゃんとした国産ヘルメットカバーが使われていたようです。(全てではありませんが)
残念ながらこのカバーの細部はまだ見たことが無いので分からないのですが、とりあえず外見が再現できればいいので、さっそく手持ちのパラシュート生地を裁断。ミシン掛けしてゴム紐を通しました。



その上に同じ生地で作ったバンドを装着して完成。


実物のバンドはカバーに縫い付けなのか、別に被せてあるだけなのかは分からないのですが、試しにカバー縫い付けてみたら寸法がかなり微妙で上手く作れなかったので、今回はバンド部分は別パーツとしています。
さて、次はカモフラージュネット(偽装網)だ。
※2022年9月27日追記

クメールと全く同じカモフラージュカバーがラオスでも使用されている写真を発見!

▲ラオス内戦期のラオス王国軍兵士[年代不明]
バンドに包帯を挟んでいる事から、やはりバンドは本体縫い付けではなく別パーツのようです。
おそらくこの2か国で使われている物は全く同じもの(南ベトナム製の軍事支援物資?)なので、クメールの物もバンドは別パーツと考えて良さそうです。
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