2020年04月27日
STAY HOMEその3
上着だけじゃなく、パンツも改造します。
素材はクラッシファイド製のベトナム軍カーキ作戦服リプロです。
クラッシファイド製リプロは官給カーキ作戦服の中でも、1960年代に生産された最も手の込んだ作り(肩当・膝当付き)のタイプを再現しているのですが、今回はそこから膝当を取り払い、簡略化したタイプのパンツを再現しました。

上着から肩当を外す時と同様に、この改造は新品の時にやらないと、膝の部分だけ色が違くなってダサい事になるので、新品から改造しました。きれいに糸を解けば、縫い跡はほとんど分かりません。

簡略型を再現するため、腰に付いていたウエスト調整のストラップも撤去。
なお尻ポケットのボタンは実物に極めて酷似した戦後ベトナム製ボタンに交換しています。
ついでに、ちょっとばかし色気を出して、ベルトループも改造。

通常のベルトループではなく、ベイカーポケットの上部分をトンネル状にしてベルトを通す変則的な仕様に改造しました。
これは必ずしも一般的な仕様ではないのですが、一方で1960年代後半以降は結構な数の着用例が見られるので、個人的な改造やテラーメイドではなく、こういう仕様の官給品もあった模様です。

▲ベイカーポケットベルトループ(仮称)の例
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