2021年06月13日
DIY 20丁掛ライフルスタンド
これまで僕は手持ちのトイガンを物置の中に適当に立て掛けていたのですが、そのせいで銃が重なり合ってて奥の物が取り出し辛かったり、また倒れてプラの部品が壊れたりしていたので、さすがにもうライフルスタンドを買うしかないと思っていました。
そこで市販品を探してみたのですが、現時点で銃が14丁あるので、収納するには少なくとも7丁掛けを2台、もしくは5丁掛けを3台買う必要がありました。
さらに部屋も物置も手狭なので、できれば縦2段の省スペースなものが欲しかったのですが、最低14丁載せられて2段設計のライフルスタンドというのは、あいにく見つかりませんでした。
そこで僕の自作スイッチ発動。
構想1週間、作業半日で作りました。材料費は4000円強です。
ベースとしたのは「アイリスオーヤマ突っ張り壁面収納ラック TWR-800」。
上下2段とは言え、下段の銃を床面に置いてしまえば、荷重は上段の分しかかからないので、突っ張り棒式でも行けるだろうという算段です。
これにライフルスタンドとして使えるよう改造を施しました。
まずは銃を立てるための仕切り。これが一番悩みました。
結局行きついたのが、40mm幅の目玉クリップに、15mm幅の木の板をホットボンドで接着しただけのもの。
クリップを使えば銃の幅に合わせて仕切りを自由に配置出来るので、それ自体は我ながら名案だと思ったのですが、仕切りの棒との接合方法に悩みました。
強度的にはクリップに2カ所穴を開けて棒をネジ止めするのが一番良さそうですが、数が多いので、出来るだけ楽な方法を模索した結果、ついホットボンドに走ってしまいました。
なので強度には少し不安が残りますが、基本的に銃の荷重は立て掛けているラックのパイプ側に掛かっており、仕切りはあくまで銃が横に倒れないよう添えてあるだけなので、今のところ機能に問題はありません。もし今後壊れるようなら、あらためてネジ止めにしようと思います。
次に上段のラックの補強です。
こちらは、そのままでは銃の重さに耐えられそうも無いので、金具を追加しました。
こうする事で強度は十分でましたが、スタンド自体が突っ張り棒式なので、重心が高いと地震等で倒れる危険がある為、上段に載せるのは軽い銃だけにしてきます。
なのでこのライフルスタンドは、寸法的には20丁くらい掛けられますが、上段にもフルで載せるならば、パイプ上部を天井にネジで固定するなど転倒防止の対策が必要です。
最後に転倒防止のチェーンを設置。これは半分飾りのようなものです。
ラックにフックを付けて、100均で売ってたチェーンを掛けただけです。
本当はチェーンを銃のトリガーガードに通してやれば、博物館の収蔵品みたいでカッコいいのですが、銃を出し入れする度にチェーンを通し直すのは面倒臭いのでやめました。
以上が改造ポイントになります。
かなり予算をケチって作った割には、我ながら見栄えの良い物が出来たと思います。
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