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2014年03月24日

NKT黒龍に向けて 装備編

来月の『ベトベトしま戦か?第17戦』に向け、そろそろ準備始めようと思います。

NKT黒龍に向けて 装備編
http://vietviet.nomaki.jp/ 

日時 平成26年4月12~13日
作戦地域 ベトナム共和国サ・ワラ地区(千葉県香取市『エリア51』)


先日書いたように、僕は南ベトナム軍の対北工作機関NKTの『黒龍(Hắc Long)』というコマンド部隊で出たいと思います。
NKT黒龍に向けて 装備編 
【参照】
一緒に黒龍を演じて下さる方募集中!→ベトベトまであと1ヶ月!
NKTおよび黒龍の歴史→NKT・SOG 対外特殊作戦(4)

このNKTの活動は当時からトップシークレットで、なおかつ敗戦でベトナム共和国という国家自体が消滅してしまったため、現在でも認知度は低いままです。
でもまぁ、“MACV-SOGが支援・指導する特殊作戦の実行機関”と言えばイメージしやすいかも知れません。
一番わかりやすいのはNKT連絡のコマンド『雷虎(Lôi Hổ)』ですかね。
雷虎はMACV-SOG内のSOG-35(Ground Studies Group)という部署と共同でC&C(Command and Control / OP-35)部隊を構成し、戦後も数々の研究者が書籍で紹介してきました。
一般にイメージされるSOGとは大体この部隊の事ですね。

では今回やるNKT作戦『黒龍』はというと、これもSOG-36(Airborne Studies Group)が支援するコマンド部隊で、主にラオス方面への潜入偵察を行う部隊でした。
ただし黒龍が編成されたのは1970年と比較的遅く、そこ頃にはベトナミゼーション政策が始まって米軍はベトナムからの撤退を始めていました。
当然米軍部隊であるSOGも規模を縮小し、SOG-36は訓練および本部でのアドバイザー業務のみを行い、SOG-35 / C&Cのように前線に出ることはありませんでした。
その為、南ベトナム兵のみで構成された黒龍チームは戦後もアメリカで紹介される機会は少なく、その活躍とは裏腹にいまだ無名な存在となっています。

とまぁ能書きはこれまでも散々書いてきたので今回は置いといて、さっそく今回持っていくつもりの装備を載せてみます。

まずはリグ。

NKT黒龍に向けて 装備編

コテコテな"特殊部隊っぽい装備"にしてみました(笑)
上で述べたように、雷虎・黒龍のどちらも米軍SOGに支援された部隊ですので、装備は同じような物です。(なので以下に掲載する写真は雷虎・黒龍混ざってます)
しかし、決してSTABOハーネスや水筒ポーチ増し増しが特殊部隊のマストアイテムという訳ではなく、むしろ南ベ一般歩兵と大差無い軽装のチームもけっこう見ます。

NKT黒龍に向けて 装備編 NKT黒龍に向けて 装備編

でも、せっかっく久しぶりに特殊部隊ごっこするなら「っぽい」方がテンション上がるのでやっちゃいました。
とは言え、僕は装備そのものにはあまりこだわりの無い人間なので、それっぽく見えれば良いやって程度ですが。
実はV40グレネードとかSOGっぽい装備持ってないし・・・

水筒本体がみんな色違うのは、左2個が南ベ製、右が米国製でごちゃ混ぜにしちゃったから。
このSTABOハーネスは昔UENS☆DAYさんが製造販売された物で、ウェビングは自動車のシートベルトを染めた物ですが、良く出来てるのでパッと見バレません。
また、ハーネスのDリングが肩よりもだいぶ下に下がっちゃってるのは、僕がワザとやりました。
当時の写真見てると、たまにこういう付け方してる人がいて、面白いので真似してみました。

NKT黒龍に向けて 装備編NKT黒龍に向けて 装備編
どう考えても、『抽出』という本来の用途に差し障る間違った使用方法だと思います(笑)


次はバックパック。

NKT黒龍に向けて 装備編

このCISOリュックもUENS☆DAY製で、もう10年くらい使ってます。
トラックの幌用のぶ厚い帆布(キャンバス生地)を使ってるので、本物みたいにゴワゴワで、かつ丈夫で水も通さず実用性の高いリプロ品です。
唯一、ベルトを留めるバックルだけは形状が違うのでいつか直そうと思っているのですが、当時UENS☆DAYさん自身悔しがってたように、あの鉄板ぶち抜いただけのショボい金具はなかなか見つかりませんね。
他のリプロでも、バックルまで再現できてる物はまだ出た事無いんじゃないでしょうか。

水筒ポーチは、70年代っぽくM67で。なんでリグにも使わないかと言うと、M67の水筒ポーチはこれ1個しか持っていないから(笑)
なお、これも水筒本体は南ベ製を入れて地味に「俺南ベ兵だよ」アピール。
M18スモークグレネードは、これまた10年くらい使ってるアリイ製プラモデル。
オールプラなのでいつ壊れてもおかしくないのに、なぜかまだ壊れないで生き残ってます。

Oリング(カラビナ)は、時々にリュックの肩ベルトの付け根に付けてる人が居るので、最初それの真似しようかと思っていました。

NKT黒龍に向けて 装備編

しかしKingbeeさんの記事を読んでたら、ここに付ける理由が判明。
なんとOリングをハシゴやマクガイアリグに直接繋げて、そのままヘリで抽出してしまうのだそうです。怖ぁ・・・
となると、STABOハーネスがある場合、肩ベルトに付ける意味は無さそうです。
なのでループに適当にぶら下げときました。別に無くてもいいかも。

シグナルイルミネーション(信号弾発射筒)やストロボライトは・・・今回は無くていいかな。
装備は作戦によって変わるものなので、日中のみの活動の場合、夜間用の装備は身に付けないというパターンもかなりあるようです。

服や銃は、まだパッチ付けたりとか準備が出来ていないので、仕上がり次第また載せたいと思います。
それではまた!


なんか、初めてミリブロっぽい記事を書いた気がする(笑)



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この記事へのコメント
毎回、参考になる記事ありがとうございます。
C&Cの「雷虎」は有名ですね。
自分もポケットに貼っています。
 最近、気になるのはC&CからTAEに変わった位から、左肩にUSARVのパッチ着けた隊員の写真が増える事です(米兵)。 しかし胸には依然としてCCCなんかのパッチが見れますから適当なのかもしれませんが・・・
 今年のアホカリの日程も出たようですね。自分は日程的に無理そうです。
Posted by Q州の一匹狼Q州の一匹狼 at 2014年03月25日 12:11
>Q州の一匹狼さん
USARVパッチは初めて知りました!僕も写真探してみます。
時期的に、5th SFGは公式には1971年3月にベトナムから撤収した事になってるそうなので、それが関係あるかもしれませんね。AEへの改編も、それに合わせての事だったようです。
それ以降グリーンベレーは公式にはベトナムに居ない事になってるので、「僕らはあくまでUSARVの軍事顧問ですよ」という体にしたかったのかも知れませんね。

アホカリの日程見ました。昨年はお話できなかったので今年こそはと思っていたのですが残念です。
まだだいぶ先の事なので、都合が付く事をお祈りしております!
Posted by タイガタイガ at 2014年03月25日 13:29
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