2016年10月11日
ただ鉄砲撃ってるだけの動画
人生初の実弾射撃。2015年、タイ サムットプラーカーン県のワニ園の中にある射撃場にて。
銃はレンタルのM1911A1(まんま米軍仕様だけどメーカー不明。スライドにデカデカと"M1911A1"とだけ刻印してある。)
弾は.45ACPのワッドカッター。
インストラクターのおっちゃんが横に居るとは言え、チェーンも無しに実弾入ったピストルを「はい」と手渡しされるとは。
エアガンで遊んでいたので構え方は問題無かったようで、おっちゃんからは「これセーフティね」と言われただけで特に何の説明もありませんでした。いいのかそれで?
いざターゲットに向けて構えてみると、「なんだヘビーウェイトのガスガンと変わんねぇな」というのが正直な感想。日本のおもちゃはよく出来てるって事です。
しかし実際に撃ってみると、自分では想像していなかった問題が発覚。本物なんだから反動がデカいのは当たり前たけど、一発撃つごとに銃が手の中で滑ってしまう。全然正しいグリップが出来てない。
動画に写ってるように、次弾を撃つのに毎回握り直さなくてはいけませんでした。いや~ん恥ずかしい。
お次は初ライフル。2016年ベトナム アンザン省トゥックズップ史跡内のベトナム人民軍が運営する射撃場にて。
念願のM16ライフル、しかもベトナム共和国軍の装備品だった銃です。感無量。夢が叶いました。
弾はクリップに付いた状態で紙箱から取り出されていたので、おそらくベトナム戦争時代の米国製M193ボール(米軍制式5.56mmX45 FMJ)です。

射撃場にあるM16シリーズはみんな使える部品を組み換え続けて延命されたものなので、一丁まるごと工場出荷状態で置いてあるなんて事はまずありえません。なのでこの銃のアイデンティティを語るものはロアレシーバーのみです。
このロアレシーバーの刻印はシンプルにコルト製M16A1、シリアルナンバー1691159。
残念ながら各自ライフルを撃つのに夢中で、僕が撃ってるシーンを撮ってもらえませんでした。グスン
同じくベトナム観光の定番クチ・トンネルにある、トゥックズップの4倍の値段の射撃場にて。
射撃場ではM16シリーズは"AR-15"と表記されており、何丁ものM16シリーズがローテーションで使われているようです。
そして今回僕の番に回ってきた銃のロアレシーバーは、なんとM16 (Model 604)の1964年型でした。シリアル222028。

珍しい。現在ベトナムに残っている米国製銃器のほとんどは戦後ベトナム共和国軍から接収された物だと思われますが、アメリカから共和国軍に供与されたM16 (Model 604)はたったの6,145丁です。
それに対しXM16E1/M16A1 (Model 603)は943,989丁だったので、共和国軍で使用されたM16シリーズに占めるM16 (Model 604)の割合は1%未満でした。なんかラッキー!
(ちなみに先に記したように、あらゆる部品がごちゃ混ぜに組み合わされているので、この銃のアッパーレシーバーにはフォアードアシストが付いてました。)
最後にジャムってジャムってしょうがないウンコAKの動画。
正確には、ベトナム人民軍の主力小銃である中国製56式自動歩槍(輸出型)です。
AKのくせにジャムるなよ!思い切り"外れ"の個体に当たってしまった・・・。
友人と3人で撃ちに行ったけど、全員なんじゃこりゃ!?ってなりました。調子よくなったと思って少し撃つと、またすぐに排莢不良。
もう満身創痍になってるのは明らかなんだけど、どうせ観光客相手だろうって事で、まともなメンテを行っていない模様。

アメリカでAKクローンを所有している友人は業を煮やして、「もう自分でやるよ」と言って、この56式をバラバラに分解してしまいました。
人民軍の係員も、「なに?クリーニングしたいの?じゃあよろしく」みたいな感じで好き勝手させてるし。おいおい。
ちなみに彼は大のAKファンなので、自分のAKはシリア製ストック、ルーマニア製バレル、中国製ハンマー、ロシア製ファイヤリングピンに交換しているそうです。どう違うのかよく分からないけど。
この記事へのコメント
力を抜きましょう。反動を逃がすようにしましょう。経験を積めば自然と上手く握れるようになります。
Posted by ホニャララ at 2016年10月13日 13:48
ホニャララさん
初めて鉄砲、さすがに緊張してしまいました。
よく腕に力が入り過ぎてはダメだと聞きますが、こういう事が起こるからなんですね。
しばらくはイメトレしか出来ませんが、次にピストルを撃つ機会があったら、気持ちよく撃てるくらいのフォームを身に着けられるよう練習してみたいと思います。
初めて鉄砲、さすがに緊張してしまいました。
よく腕に力が入り過ぎてはダメだと聞きますが、こういう事が起こるからなんですね。
しばらくはイメトレしか出来ませんが、次にピストルを撃つ機会があったら、気持ちよく撃てるくらいのフォームを身に着けられるよう練習してみたいと思います。
Posted by タイガ
at 2016年10月13日 15:15

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