2015年03月17日
ナチス忍者大戦~ゲルマン忍法帖~
だいぶ前から構想している一大仮想戦記の登場人物などを先行公開。
前作『青筋マラの大冒険』は話がシリアスな方向に進んでしまったため途中で飽きてしまったけど、人物はそのまま流用。続編的な感じで。
登場人物
アルベルト・マラ
主人公。丁稚先の陶器工場を退職し、女の子にモテたい一心で親衛隊(徒歩連隊の非常勤隊員)に入隊する。
なので本業は、日雇い労働者。
親衛隊の仕事の際は、自宅からチャリで2時間かけてミュンヘンに出勤する。
自分では知性派なつもりだが、時々どうしようもないドジっ子になる。
頭の中はセックスのことばかり。通称『青筋のマラ』

▲遅刻した罰として中隊全員分の背嚢を運ばされるマラ
サスケ(カウパー)
同じ小隊に所属するマラの相棒。
口数は少ないが、常に笑いのネタを探しており、そのためなら何でもする怖い男。
映画マニアで、映画で見た日本のニンジャに多大な感銘を受ける。
ハンスさん
マラの小隊では一番まともな人。
マラはハンスのような常識ある人とだけ付き合いたいのだが、寄って来るのはキャラの濃い連中ばかり。だが、その憎めない性格にハンスも好感を持っている。
クリスティン
隊最年少の青年。なぜかマラを慕っており、事あるごとにマラに要領を得ない話を持ってくる。
常にチャラいノリだが、下心はなく、純粋に頭の中がハッピーな人。
だが、その純粋さは、ナチスという時代において凶器となる。
パウル・キンダーマン
マラの上官の中隊長(SS少尉)。本業は内装工務店の親方で、先の大戦やフライコーアにも参加していた熱血漢。
毎回何かしらドジをするマラに、次はどんな罰ゲームさせるか考えるのが趣味。
アンゲラ
マラの家の向かいに住む16歳の女の子。マラにオナペットにされている。
マラに積極的に話しかけてくるのでマラもこれに気を良くしていろいろ妄想するが、実際はイケイケの親衛隊というステータスに憧れ、「親衛隊の人と仲が良い」と友達に自慢したいだけ。
相手に話を合わせるのが上手いが、実は何も考えてない。流行に乗ってBDMに入ってみたが、国家なんとか主義とか言われてもマジ意味分かんないので、すぐに飽きてしまった。
ハンゾー先生(服部くん)
日本からやってきた忍者(?)
子供の頃、親父に無理やり空手道場に通わされる。陸軍兵役時代に満州事変に出征。復員後、商社の仕事でドイツに渡る。
たまたまマラたちの前で、アンゲラに絡んできたチンピラSAを空手技で倒す。日本人で服部という名、さらに格闘に長けるという理由から、マラ達に忍者『ハットリ・ハンゾー』と決め付けられて、弟子入りを求められる。
本人は空手教室を頼まれたのだと思い、快く親衛隊員たちに空手を教えるが、日本軍のニンジャ・コマンドがやって来たという噂は瞬く間に広がり、ついにSS保安部が動き出す・・・
1990年、ワシントンDCのホテルで、東西ドイツ統一のニュースを見届けて生涯を終える。
ジライヤ隊長(オットー・スコルツェニー)
SS忍者部隊『シュヴァルツ・ブルーダー』指揮官。
顔が怖いが、やる事はもっと怖いヨーロッパ一危険な男。
熱狂的忍者ファンで、ハイドリヒ、シェレンベルクらに忍者部隊の設立を直談判し、半ば強引に認めさせる。
忍者部隊を作ったら自分のコードネームは『ジライヤ』にすると昔から決めていた。
ショーグン(ラインハルト・ハイドリヒ)
ゲシュタポ本部長。ついうっかり、ハンゾー=日本軍のスパイ(忍者)という噂を真に受けてしまったことからえらい事になってしまった。
組織
シュヴァルツ・ブルーダー(Schwarzen Bruder=黒い兄弟)
ハンゾーに弟子入りしたマラ達SS隊員によって作られたニンジャ愛好グループ。
SAとの抗争の後、SDに目を付けられ、大戦期にはSS忍者部隊へと発展する。
独自のゲルマン忍術を駆使し、ムッソリーニ救出作戦やアルデンヌの戦いにおいて連合軍を翻弄する。
▲SS-Ninjakommando"Schwarz Bruder"の徽章
ただし公式な徽章は存在せず、これらは当時の隊員達が自費でオーダーメイドした物と考えられている
暴走天使(ミッテ・ナハト・エンゲル)
バイエルン最強と言われる武闘派SAオートバイ部隊。かつてはバイクが好きな走り屋志向の部隊だったが、初代隊長が引退してからは傍若無人な暴走行為を繰り返し、党の人間も手を付けられない不良集団と化す。
ユダヤ・コミンテルン
世界征服を目論む悪の秘密結社らしい。世界中の共産主義、フリーメイソン、ユダヤ資本主義を裏から操っているらしい。
フューラーが言うんだから間違いない。
いつもの事だけど、話が完成する見込みは無い。

Posted by 森泉大河 at 13:56│Comments(0)
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