2021年12月12日
ブーツ洗いと染めQ
ブーツって、洗うのが面倒くさいです。
使った後毎回すぐに洗えばいいものを、横着して「そのうち洗おう」と先延ばしにしてきたため、手元にあるブーツ全てが泥にまみれたまま放置されている状態になってしまいました。


そんな中、先日、何年も探していたブーツをようやくゲットしました。フランス軍のモデル52脚絆付き行軍靴です。
この靴は基本的な状態は良いものの、水分が抜けてカサカサに乾燥していたので、ミンクオイルを塗って保湿してあげました。

こうして久しぶりに靴をいじったので、この機会に重い腰を上げて、他のブーツも手入れする事にしました。
まず、キャンバスブーツ各種はスニーカーみたいなものなので、家の近所のコインランドリーにある靴用洗濯機にぶち込んで20分間機械に洗ってもらう。これで大体きれいになりました。
レザーブーツは機械では洗えないので、タワシと雑巾で手洗い。こちらはそこまで泥汚れはひどくなかったので、汚れを落としただけで今回オイルは塗っていません。
しかし民生品改造の黒MDAP風キャンバスブーツだけは、粘土質の土が繊維の中まで入り込んでいて、洗濯機でもタワシでも落とす事ができませんでした。
さらに改造した際に接着したつま先と土踏まず、くるぶし部分の補強ゴムも、何度か着用しているうちに剥がれてしまい、無残な姿となっています。

こいつをどうにか再利用するため、粘土で黄土色に変色した部分を染めQで黒く塗りつぶしてみました。

二度塗りしましたが、これ以上は重ね塗りしてもほとんど変わらなそうなので、ここまで。
土の部分は染まりが悪く、完全に黒色にはなりませんでしたが、なんとか許容範囲には戻せました。
後日、再度剝がれてしまったゴム部品を付けなおします。
また、染めQを買ったついでに、皮革の部分が激しく色落ちしていた実物の米軍トロピカルコンバットブーツ(ジャングルブーツ)も塗りました。
このブーツは買った時点でかなり色落ちしていたため、過去に黒色の革靴用クリームを塗って色を戻そうとしましたが、もうクリームではどうにもならないくらい革がダメージを受けていました。

色落ちを完全に隠しきれてはいませんが、だいぶマシになりました。
ついでにもう一足、韓国製レプリカのジャングルブーツ(写真左下)も、擦れた部分がかなり色落ちしていたので、こちらも染めQ+保護ツヤ出しを塗布しました。

ちゃんとレストアするなら、もっと本格的な皮革用染料などがあるのでしょうが、今回みたいに元々状態が悪かったりレプリカを塗りなおす程度なら、染めQは手軽で良いですね。これからもお世話になると思います。
Posted by 森泉大河 at 18:25│Comments(0)
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